帰り道の悲鳴…怖い話
今週のお題「怖い話」
少し地元の話が続きますが…
私が生まれ育った町はとても自然豊かな場所で
従姉たちは、遊びに来るたびにサファリパークだというくらい動物もよくでます。
そんな自然豊かな場所
夕方の習いごとの帰り道…今は親の送り迎えは必須ですが
私が小さい頃はまだ自転車で通っていました…
遅くなると辺りも暗くなり…自転車のライトだけで街灯の無い道を走ります。
すると、キャーー。キャーーー。きゃーーーーーーーーー。
って声がするんです。
女の子?女の人のような声。
暗い!何かいる!人!?なに!?
めちゃ怖い!!めちゃ怖い!!しかも何だか近づいている…
何!何!って全速力で帰宅して…急カーブを曲がり損ねた私は
そのままザーーっと滑りこけました。痛い…怖い…痛い…怖い…
足や手は擦り剝けで血だらけで、泣きながら走って帰りました。
もう何も考えない。無の状態…
母は血だらけの私にビックリ!!どーしたのかと
祖父に今あったことを話すと
「そりゃ、鹿やな。」
鹿~~~!?となりましたが、鹿って女の人みたいな声で鳴くんです。
…鹿の泣き声って女の人の悲鳴みたいなんです…
暗がりで女の声も怖いし、鹿が近くにいた事も怖いし。
色々怖い。
鹿が本当に沢山出没します。道路わきの畑に10頭ほどいる事も少なくない。
そして主(ヌシ)レベルと呼ばれる
(勝手に私が名づけています。)
デカい鹿さんに会うと…車に突進してくることも少なくなく…
車は大体、廃車になります。
しかし、主レベルになると。。どんなに大けがをしていてもその場から立ち去ります。
人には死に目を見せない。と言われています。そんな雰囲気を醸し出します。
もしかした全然元気かもしれませんが…w
その心意気がすごい…でも車にはぶつかって欲しくないです。
私の恐怖体験でした。